愛称名は「もくりかく」
秩父地域では、木材需要が増大した戦後の高度成長期に、スギ・ヒノキが一斉に植えられました。ところが、安い外国産木材が大量に輸入され国産材の自給率が20%を下回るまで低下し、また、木製品がプラスチックや金属などの工業製品に取って代わられ、暮らしの中から消えつつあります。
このように、木材生産を取り巻く環境が急速に悪化したことから、間伐などの手入れが行き届かないばかりか、収穫期を迎えた多くの森林が伐採することができず、放置されています。
そこで、「秩父の木材」をどのように有効に使い、利用を広めていくかを検討するために、森林・林業の関係者が集まって平成3年3月に「秩父地区木材利用拡大検討会」が設立されました。
平成6年度に、秩父地域の商工会議所・商工会が会員に加わり、地域のイベントで木工教室を開催するなど、木の良さをPRするなど活動が広がりました。
平成18年2月には、地域の設計事務所・工務店と連携して、秩父産木材の民間住宅への利用を促進しようと「秩父の家づくりプラン集」を発刊し、新たなステージに挑戦しています。
平成23年3月には、会設立20周年をむかえ、会のあゆみをまとめた「20周年記念誌」を発刊しました。
わたしたちの活動
- 会員間で情報及び意見交換の実施
- 先進地視察や有識者を招いた講演会の開催
- 木材利用拡大の支援
- 木工教室の開催、木の良さの情報発信
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